TOEFL iBT Integrated Speaking タスク 3

TOEFL iBT Speaking Question 3 対策

TOEFL Speaking Integrated タスク 3 概要

スピーキングセクションの3問目について解説します。

この問題では、まず学術的なパッセージ(生物に関する理論、ビジネス、心理学など)を読みます。次にそれらに対応する教授のレクチャーを聞きます。そして、それらを要約して話します。

このレクチャーの内容が非常に大事です。なので、リスニング能力が繰り返しますが大事です。

なお、前の問題(task 2)については、以下を参考にしてください。

TOEFL iBT Speaking Question 2 対策

採点基準

採点基準は、講義内容(音声)、パッセージ内容(文章)を理解し、それらを要約して話すことができるかです。

なお、リスニングの部分(講義内容)を重点的に話した方が点数に繋がりやすいです。

つまり、個人的な感想、意見を述べても評価されません。この点で、TOEFL Speaking Question 3の形式は、ライティングセクションのIntegratedに似ていると思います。

個人的見解

多くの方にとって、このセクションは対策し、安定した得点源にすることが可能なのではないでしょうか。なぜなら、前述の理由により、想像力が必要ないからです。タスク1のように、内容を1から考えながら話すのは純ジャパにとってとても難しいです。また、タスク1は、日本語で聞かれても、すぐに答えられない質問も少なくないと思います。そのため、運による要素も少なくないと思います。一方で、このセクションでも考えながら話さないといけないものの、何を話せば良いかは決まっているからです。したがって、テンプレートを活用することで、得点を安定させられると思います。

しかし、純ジャパの場合、高得点を狙うのは、非効率的・非現実的です。したがって、より良いテンプレートはありますが、純ジャパにとって現実的なものを用意しています。これを活用すれば、TOEFL 100-110点に届くと思います。

対策

パッセージの内容は要約してメモしましょう。また、リスニングする際には、全てメモしましょう。そうすることで講義の内容を覚えてられます。メモが後から見てわかるようなほど綺麗かつ丁寧にメモする必要はありません。メモは、リスニングに集中し、内容を記憶するためにしていると考えましょう。実際、僕の場合、メモしない場合と比べてメモした場合の方がリスニングの点数が高い気がします。

講義を聞き終わったら、次は、時間があれば、以下のようにメモを用意して、回答するために必要な情報をまとめましょう。

具体的には?

回答のテンプレート

According to the professor and the reading passage, トピック is 定義.

To explain トピック, he or she talks about 例.

First, he/she says 説明.

For example, 例1

Second, he states 説明.

For instance, 例2

Therefore, the professor explains 学説などのトピック. (時間があれば)

問題例

中国TPOのこの問題を例に説明します。

以下がパッセージです。Target Marketingについての問題です。

Advertisers in the past have used radio and television in an attempt to provide information about their products to large, general audiences; it was once thought that the best way to sell a product was to advertise it to as many people as possible. However, more recent trends in advertising have turned toward target marketing. Target marketing is the strategy of advertising to smaller, very specific audiences— audiences that have been determined to have the greatest need or desire for the product being marketed. Target marketing has proved to be very effective in reaching potential customers.

https://toefl.kmf.com/detail/speak/e177rj.html

以下が、リスニングの部分です。

そして、以下が問題です。

問題例

Using the professor’s examples, explain the advertising technique of target marketing.

回答例

回答例

According to the professor and the reading passage, target marketing is a way to appeal to specific types of people.

To explain target marketing, the professor talks about two types of TV commercials of a company that sells a phone.

First, he says for young audiences, the company makes commercials that strengthen how fun their phone is. For example, the phone has bright colors, and the commercial shows kids enjoying time with their friends.

Second, he states that for business people, the commercial emphasizes how efficient the phone is. For instance, it shows how it can deal with business readily and probably save money.

Thus, the company sells the same phone to different kinds of people with different strategies. This’s an example of target marketing.

理想的には、リーディングの部分をもう少し話したほうが良いです。しかし、純ジャパだと、英語を話すことだけで精一杯です。したがって、リーディングを要約して話す時間はおそらくありません。

何より、設問的にも(「教授の例を用いてTarget Marketingを説明せよ」)、リスニングの部分を話したほうが、点数が高くなりそうです。なお、リスニングの部分の方が常に情報量が多いため、ウェイトが高いと思います。例えば、今回の問題ではリスニングの文字数は、リーディングのそれの約2倍。

したがって、リーディングの部分ばかり話して時間がなくなり、リスニングの部分を話せないと、大きな痛手となることが予想されます。だから、スピーキングセクションでは、ある程度の飽きらめも純ジャパには大事なのです。

まとめ

  • 演習してテンプレートを使いこなせるようにしよう。
  • メモを取り、講義内容を要約する練習をしよう。

なお、前の問題(task 4)については、以下を参考にしてください。

TOEFL iBT Speaking Question 4 対策

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Ryu Nishida
純ジャパの私が、怠惰ながら独学でTOEFL 104点、TOEIC 900点を達成した方法について解説します。 トロント大学在籍。