TOEFL iBT Reading 対策

TOEFL Reading 対策と概要

前提

純ジャパは、概要でも書いた通り100点を突破することを目指す場合は特に満点近くを狙う必要があると思います。実際、私は104点取得時29点を取りました。

問題数&時間配分

通常ダミーありの場合
問題数3040
パッセージ数34
時間54分72分
一問当たりの時間80秒(1分20秒)80秒(1分20秒)

ダミーとは、採点に影響しない問題で、ETSの調査のためにあり、10問追加されます。厄介なことに、結構な頻度で登場します。試験時間も長くなるし、リーディングが嫌いだった僕にとっては本当に最悪でした。

以前は最後の問題がダミーだったそうですが、今ではどれがダミーかわからないので、全部解くことをオススメします。

平均すると、問題を解くペースは1問1分20秒ですが、実際はそれ以上に時間がかかる問題もあります。従って、語彙問題等の時間があまりかからないタイプの問題は、30秒で解くなど、より素早く処理し、時間を要する問題のために時間を余らせる必要があります。

問題のタイプ

以下のように問題にはいくつかのタイプがあります。

  • 語彙問題。
  • パッセージの内容に合致する選択肢を選ぶ問題。
  • パッセージの内容に合致しない選択肢を選ぶ問題。
  • パラグラフ内の文章を適切に書き換えた選択肢を選ぶ問題。
  • 適切な場所に文章を挿入する問題。

まず、回答時間の所でも書いた、語彙問題です。単純に、語彙力を問われます。基本的に、語彙力を強化していれば、ほぼ確実に正解できる問題です。結構数もあるので、コスパが良いです。この問題を正答できるだけでなく、パッセージ全体の理解力向上にも繋がりますので、語彙力は是非とも強化しましょう。

適切な場所に文章を挿入する問題。個人的にはこの問題がかなり苦手でした。

パッセージの内容に合致する選択肢を3つ選ぶ形式の問題。完答で2点、1ミスで1点獲得出来ます。点数がまだ低い時に、苦戦しました。

Reading 対策方法

Readingは、語彙力といかに演習して、英文読解に慣れるかです。

なので、中国TPOを用いて問題演習しまくりましょう。この時に注意なのですが、問題は一度に54分間で、全部解くことです。なぜなら、時間内に解き切ることがTOEFLでは非常に重要で、そのためには時間内に解くことに慣れるしかないからです。例えば、一部のパッセージ(例: 生物のトピック)が苦手で20分かかってしまっても、残りのパッセージの問題を早く解くことでリカバリーする能力は、この方法でしか身につかないと思います。

とはいえ、単語をひたすら覚えるのは大変ですよね。それと、54分も問題を解く気がしないですよね。なので、僕は怠惰なこともあり、やる気がない日は、Scientific AmericanBBCのニュースを読んだりしていました。やはり、毎日読むと向上しますよ。なので、頑張りましょう。

TOEFL Reading 語彙力強化

とは言え、TOEFLに対応する単語能力は必要不可欠です。以下の単語帳はTOEFL受験者ならみんな持ってます。目指す点数にもよりますが、100点を目指す場合はRank 3まではやりましょう。80点の場合はRank 2までで良いと思います。注意なのですが、100点の取得者の方はほぼ皆、Rank 4までやっていますが、単語を覚えるのは一般的に、つまらないし、苦痛なので、挫折する原因になりやすいと思います。従って、完璧に覚えようとせず、問題演習があくまで大事だと思ってください。実際私は、Rank 3すら、完璧には覚えてませんでした。

TOEFL Reading 問題の解き方

問題の解き方について、非常に疑問に思うと思います。ある人は全部読まないでスキミングすればよいとか、最初に全部読んでからが良いとか言います。


TOEFLのリーディング問題の解き方は以下に示す通り、大きく分けて3つのパターンがあります。

3パターン

1: 最初にパッセージを全部読んでから、回答

2: 問題で書かれているパラグラフだけを読む、そして回答

3: スキミングする。(パラグラフの最初と最後だけ読むこと)

オススメの問題の解き方

個人的には、2がオススメで、問題を解きながらパッセージを読めば良いと思います。というのも、全く問題で問われないパラグラフがあったりするので、全部読む1の方法は時間の無駄になってしまいます。

3のパラグラフの最初と最後の部分をスキミングする方法ですが、基本的に1パラグラフあたりの質問全て回答するまでは、全部読んだ方が良いです。そうすると、最後の内容に関する問題も正答することが可能になると思います。前述の通り、人によっては、時間を節約するために「パラグラフはスキミングしろ」と言いますが、この方法だとパッセージ全体に関する理解が乏しくなる気がします。最後の「内容に関する問題」が難しくなりますし、全体の正答率も下がると思います。

問題の解き方 まとめ

そもそも慣れれば、問題で問われる限られたパラグラフを読むことで、時間が足りなくなることはありません。(僕は、そこまで練習していないので、最後まで時間ギリギリでしたが)

ただ、人それぞれ1-3どの方法が良いかは別れると思います。とにかく、試して自分にフィットする方法で問題を解くことに努めましょう。

特に最初は、リーディングに慣れていないので時間が足りないです。それでも、気にせず、焦らず、問題で問われているパラグラフの内容をとにかく理解することに努めましょう。何回も解くことでスピードは改善されていくので、最初のうちは問題ないです。とにかく、継続が大事です!

TOEFL Reading 対策のまとめ

英文読解を向上させるためには、継続した学習が必須です。

語彙力は、英文を正しく理解する上で欠かせませんし、語彙問題の正解に繋がります。きちんと最低限の語彙は身につけましょう。

TOEFL Readingにおいて、問題を解きながらパッセージを読み、問題で問われているパラグラフは基本的に回答が済むまで全て読むことをオススメします。

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Ryu Nishida
純ジャパの私が、怠惰ながら独学でTOEFL 104点、TOEIC 900点を達成した方法について解説します。 トロント大学在籍。