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概要
TOEFL iBT 100点 を自分自身が獲得するまで、100点取得者は雲の上のような存在で、ネィティブに遜色なく、とにかく凄いと思っていました。しかし、実際は違います。104点取得しても洋楽は相変わらず聞き取れないですし、英語の動画を見ても全てを完璧に理解できるわけではないです。何より、一応英語で話すことは可能ですが、流暢に話すことはできません。まず、TOEFL iBTの点数について説明したのち、以下に100点以上で出来ること、出来ないことを、並べたいと思います。
ただし、以下については、私、純ジャパTOEFL iBT 100点取得者、の個人的経験、体感ですので、帰国子女のTOEFL iBT 100点取得者のそれらとは異なる可能性があります。
なお、TOEFL iBTの対策および概要については以下を確認してください。
TOEFL iBT 他のテストとの比較
TOEFL | IELTS | TOEIC | 英検 | Duolingo English Test |
120 | 8.5-9 | 測定不能 | 1級 | 160 |
100 | 7 | 945- | 1級 | 130 |
80 | 6 | 785- | 準1級 | 110 |
個人的には、TOEFLの方が、TOEICよりかなり難しいと思います。実際、私はTOEFL iBTで87点の時に、特に対策せず2回目の受験でTOEIC 900点を取得しました。なお、上記の表はかなりマシです。かなり多くの教育機関では、TOEIC 900点とTOEFL iBT 100点以上が同等として扱われています。つまり、TOEICとTOEFLが入試などで使える場合は、TOEICを断然おすすめします。
点数の内訳
私の場合は以下です。
一般的には、以下だと思います。
リーディング 29-点
リスニング 27-点
スピーキング 20-点
ライティング 24-点
つまり、一般的に、純ジャパ100点取得者は、スピーキング能力が弱めです。
TOEFL iBT 100点 のレベル できないこと&苦手なこと
- 音楽を聞き歌詞を理解することは、難しいです。特にラップは理解できません。
- 早い英語、ネイティヴ向けのテレビ、映画、動画などを理解することは多くの場合難しいです。
- 明瞭かつ流暢に話すことは、難しいです。
- 個人差があると思いますが、私の場合、たまに語彙力不足に悩まされます。おそらく、語彙力をあまり強化しなかったためです。
- 早口で説明されたりすると、困ります。
- 難しい単語をエッセイ、スピーキング等で使いこなすのは苦手です。
- 大きい数字、電話番号などが一発ではなかなか聞き取れません。
- 日本語で説明できる内容と英語でできる内容とに多くのギャップがあります。
TOEFL iBT 100点 のレベル できること&得意なこと
- ゆっくりで、聞き取りやすい英語を理解することは可能です。
- 不明瞭に、ゆっくり、詰まりながら話すことは可能です。
- 英語で何かを注文をすることはできます。
- 英語の講義をほとんど理解することができます。
まとめ
TOEFL iBT 100点 のレベルでできること&できないことを解説しました。意外と大したことないという印象を持ったと思います。
実は、これが本記事の狙いでした。言い換えれば、TOEFL iBT 100点の基準を現実的、もしくは大したことないと捉えてもらうことです。
受験生が高すぎTOEFL iBT 100点を高すぎるハードルと捉えると私のように挫折してしまうと思います。しかし、ハードルは高すぎない、自分でも達成できると感じてもらうことで、挫折を減らせると考えます。この記事がそれに貢献できていれば幸いです。
リーディング 29点
リスニング 27点
スピーキング 23点
ライティング 25点